2.住宅性能について

私たちの考える住宅性能について

せっかく理想の間取りやデザインを取り入れた家に住んでも、
夏暑く、冬寒い/風通しが悪い/光熱費が高い/お家の中が薄暗い
そんなストレスの感じる住宅では理想の暮らしとはいえないかもしれません。

夏暑く、冬寒い/風通しが悪い/光熱費が高い/お家の中が薄暗い
上記のストレスを解消するために必要なアプローチは

①断熱・気密性能を確保する
②日射熱を取り込む

→冬暖かく、冬場の光熱費を抑えられるようになります

③日射熱を入れない
→夏涼しく、夏の光熱費を抑えられるように

④風通しを良くする
→夏涼しく、夏の光熱費を抑える、換気を考える

⑤自然光を取り込む
→部屋の中が明るく、快適な環境をつくる。私たちが目指す家づくり

⑥省エネ設備を選ぶ
→年間の光熱費を抑える 

です。

性能

◉性能数値について
…UA値…
断熱性能を表す値 (外皮平均熱貫流率
数値が低いほど、室内の熱が外に逃げない
…Q値…
断熱性能を含んだ保温性能を表す値 (熱損失係数
数値が低いほど、室内の熱が外に逃げない 換気も含む
…C値…
建物にどれだけ隙間があるかを表す値 
数値が低いほどすき間が少ない
…ηAC値…
夏の太陽の熱がどれくらい入るかを示す値
…ηAH値…
冬の太陽の熱がどれくらい入るかを示す値
◉国の基準や仕組みはどうなっている? 
【省エネルギー基準(平成28年)】
①断熱・気密性能を確保する
基準はあるが不十分なレベル(気密性能基準なし)

②日射熱を取り込む

無視する住宅会社がほとんど

③日射熱を入れない

基準はあるが不十分なレベル

④風通しを良くする

基準とは関係なく、勘と経験で取り組む住宅会社がほとんど

⑤自然光を取り込む

基準がなく、「窓を大きくする」程度

⑥省エネ設備を選ぶ

大幅な光熱費削減は保証されない

【ZEH】
①断熱・気密性能を確保する
満足できる最低ライン


②日射熱を取り込む

無視する住宅会社がほとんど

③日射熱を入れない

基準はあるが不十分なレベル

④風通しを良くする

基準とは関係なく、勘と経験で取り組む住宅会社がほとんど

⑤自然光を取り込む

基準がなく、「窓を大きくする」程度

⑥省エネ設備を選ぶ

大幅な光熱費削減も期待できる
 
◉ナガタ建設の性能の設定
【当社の指標】
①冬の断熱性能
UA値(外皮熱貫流率)0.56(W/㎡K)以下
H28基準の約1.5倍

②冬の断熱性能

Q値(熱損失係数)1.9(W/㎡K)以下
UA値と連動した数値/ 気密測定も実施

③夏の日射遮蔽

ηAC(平均日射取得率)1.0以下(冷房期)
夏の日射しを防ぐ

④冬の日射取得

ηAH(平均日射取得率)2.4以上(暖房期)
冬の太陽熱を取り入れて、室内を暖める

⑤室温

冬/0時 20°⇒ 無暖房で翌朝 15℃程度
夏/最高室温が35℃を下回る
快適に暮らして頂ける適切な室温

⑥暮らし方

敷地条件、家族構成、間取りによる
①~⑤を効率よく発揮できる暮らし方をご提案。
◉住宅性能は、高気密・高断熱。
快適に暮らす秘訣は、暖冷房設備や装置等に依存せず、適切な断熱や日射調整、通風、蓄熱等、建物そのものの工夫によって、室内環境の快適性の向上を図ります。

工法

●地震に強い木造軸組パネル工法
「木造軸組パネル工法」は、日本に古来から伝わる伝統的な工法である在来軸組工法の利点を生かしつつ、2×4工法の強さをも実現するために考えられた工法です。
従来の在来軸組工法は、地震や台風の際に住まいが受ける横からの力に弱いというデメリットがありましたが、「木造軸組パネル工法」では2×4工法で使用される構造パネルを軸材と軸材の間に張り付けて強度を高めることで、より頑丈な構造を実現します。
また、2×4工法は間取りの自由度という点では在来軸組工法に劣りますが、「木造軸組パネル工法」なら軸組工法の特徴のひとつである設計の自由度も得られるので、増改築も比較的容易。
つまり、「木造軸組パネル工法」は、在来軸組工法と2×4工法の両方の長所を併せ持つ工法と言えます。

●ウレタン断熱材
断熱材は現場吹き付けのウレタンフォームが標準仕様。
家全体をすっぽり覆う事で、機密性が高まり、冷暖房効果がUP。
冬は暖かく夏は涼しい家を実現します。

●SAMOS X
アルミと樹脂のハイブリッド構造をベースに、断熱性を飛躍的に向上させた次世代の高性能ハイブリッド窓です。
ハイブリッド窓でありながら、樹脂窓同等の断熱性能を実現。
室内の快適さを守り、住まいの省エネ性を高めます。




●SAMOS L
サーモスLなら、冬暖かく、夏涼しい快適な暮らし。
高断熱窓をはじめ断熱化された住まいは、部屋ごとの温度差を抑えることができます。
これは高齢者に起こりやすい冬期のヒートショック対策に効果的。寒くなりがちなトイレ、廊下、浴室などとの
温度差を少なくすれば、快適さと同時にカラダへのやさしさにもつながります。