【NSDフェス裏話】なぜ工務店が本気の運動会?ナガタ建設が筋肉痛と共に得たもの

公開日:2025/12/08(月) 更新日:2025/12/08(月) 吉田直斗イベントのこと

こんにちは!ナガタ建設スタッフの吉田です。
街路樹も色づき、すっかり深まる秋を感じる今日この頃。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
さて、ナガタ建設の最大規模イベント「NSDフェス」から、早いもので3週間ほどが経ちました。
当時の僕たちを襲った強烈な筋肉痛もようやく癒え(笑)、今は写真を見返しながら「本当に濃い一日だったなぁ」と、しみじみ余韻に浸っています。

先日、ナガタ建設の初の試みであり、最大規模のイベント「NSDフェス」が開催されました!
普段、僕たちのブログやInstagramでは、こんなスマートな情報を発信することが多いですよね。

  • 「きれいにととのった施工写真」
  • 「ナガタ建設のスタッフの日常」

でも今日は、季節が進んでも記憶の中で色褪せない、ナガタ建設の「一番暑苦しくて、泥臭い一日」の裏側を、改めて振り返ってみようと思います。
これから家づくりを考えている方には、 「ナガタ建設で家を建てると、こんな熱いコミュニティが待っているんだ」 と、少しでもワクワク感を共有できれば嬉しいです。

第1部:大人の本気が火花散る!「NSD運動会」

「工務店のイベントって、どうせ住宅展示場で風船配るやつでしょ?」
なんて思った方、甘いです。大甘です。
ナガタ建設の「NSDフェス」は、第1部がガチの運動会なんです。
それも、ただのレクリエーションじゃありません。
オーナー様(施主様)ご家族と、僕たちスタッフ、そして協力業者さんまで巻き込んだ、総勢数百名規模の大運動会。

準備期間は5ヶ月?現場監督より厳しいスケジュール管理

実はこの日のために、僕たちメンバー一同、数ヶ月前から動き出していました。
普段は図面とにらめっこしている工事部チームも、この時ばかりは「競技の組み合わせ表」や「懇親会の配置図」をCAD(設計ソフト)で書く始末(笑)。

  • 「聡さん、ダンボールの数、大人と子供10個ずつで足りると思いますか?」
  • 「イドコロの2階の強度、これで足りる?」

…なんて会話が飛び交う事務所。「家づくりと同じくらい、遊びにも本気」
それがナガタ建設の流儀なんですが、正直、準備の段階で既に汗だくでした。

まずは笑顔で!オーナー様同士が協力する「楽しい運動会」

「工務店の運動会」と聞いて、皆さんはどんな風景を想像しますか? スタッフが仕切って、お客様がお客様らしく振る舞う…そんなよそよそしい空気は、ここには一切ありませんでした。
今年のNSDフェスも、主役は間違いなくオーナー様(施主様)ご家族です。
チーム分けは、ご近所さんや入居時期が近い方同士で組まれることが多く、初対面でも競技を通じてすぐに「チームメイト」としての連帯感が生まれていました。

逃げるカゴを追いかけろ!「追いかけ玉入れ」

前半戦は、家族みんなで楽しめる競技が中心でした。 特に写真を見返して笑ってしまうのが、動くカゴを目掛けて玉を投げ入れる「追いかけ玉入れ」。
カゴを背負って逃げ回るのは、僕たちスタッフ(笑)。 「大石さん、こっち向いてー!」 なんて子供たちに囲まれながら、四方八方から飛んでくる玉を必死に避けたのも、今となっては良い思い出です。

他にも、チーム全員の知恵を絞る「〇✕クイズ」や、崩さないように高く積み上げる「ダンボールビルディング」などなど。
会場には 「あー!倒れるー!」 「そっちじゃないよ、こっちこっち!」 といった笑い声が響き渡り、平和で温かい時間が流れていました。

空気が一変。「綱引き」で見せた大人の本気

プログラムが「綱引き」に進んだ瞬間、会場の空気が明らかに変わったのを覚えています。
さっきまで、 「お子さん可愛いですね~」 なんて談笑していたパパさんたちが、一瞬で「戦士の目」になったんです。

スタッフ介入余地なし!オーナー様 vs オーナー様のガチンコ対決

この綱引きだけは、レクリエーションではありませんでした。完全に「勝負」です。
大きな掛け声に合わせて、地面を踏みしめる大人たち。 ロープがピーンと張り詰め、ミシミシと音を立てるほどのテンションがかかっていました。
僕たちスタッフも応援に熱が入りましたが、正直、オーナー様たちの迫力に圧倒されっぱなし(笑)。 普段は優しいお父さん、お母さんが、髪を振り乱してロープを引く姿は、本当にかっこよかったです。

「なんでそこまで?」って思うかもしれません。 でも、大人になると「誰かと力を合わせて、本気で勝ちに行く」って経験、意外と少なくないですか?
家づくりという共通点を持った仲間たちと、ただひたすらにロープを引く。 勝ったら抱き合って喜び、負けたら本気で悔しがる。 そんな「大人の青春」が、確かにあの日、そこにありました。

第2部:ノーサイドの後は…笑顔咲く「大懇親会」

汗にまみれた運動会の後は、第2部の懇親会へ。
ここからは、美味しい食事とドリンクを片手に、互いの健闘を称え合う時間です。

運動の後のビールが美味い理由

運動会で身体を動かした後のご飯って、なんでこんなに美味しいんでしょうね。
ビュッフェやポップコーンの機械が並び、会場はいい匂いに包まれます。
さっきまでリレーで競い合っていたオーナー様同士が、
「速かったですね~!何かスポーツされてるんですか?」
なんて言いながら乾杯している姿を見ると、主催者としてはもう、感無量です。

「家」の話が出ないほど盛り上がる不思議な空間

面白いのが、この懇親会、「家の話」があまり出ないことなんです。
普通、工務店と施主様の集まりというと、
「あそこのメンテナンスが…」とか「住み心地は…」みたいな話になりがちですよね。
でも、NSDフェスでは、こんな会話ばかりが聞こえてきます。

  • 「お子さん、大きくなりましたね!」
  • 「今度の休み、キャンプ行きませんか?」
  • 「最後の綱引き、めっちゃ盛り上がりましたね(笑)」

そんな、友達や親戚のような会話ばかり。
家を建てて終わりではなく、こうして人生の時間を共有できる関係になれていること。
僕たちスタッフにとって、これが何よりの報酬なんです。

イベントの裏側:僕たちが汗をかく本当の理由

正直に言います。
これだけの規模のイベントを企画・運営するのは、めちゃくちゃ大変です(笑)。
業務の合間を縫って準備をし、当日は朝早くから設営して、撤収が終わる頃には身体中がバキバキ。
「なんでそこまでするの?」
と聞かれることもありますが、理由はシンプルです。

効率よりも「体温」を感じる関係でいたい

今は、ネットで何でも調べられるし、家づくりさえも「コスパ」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」で語られる時代です。
でも、家って、人生で一番長く過ごす場所で、一番高価な買い物ですよね。
だからこそ、僕たちは「作り手の顔が見える」だけでなく、「作り手の体温が伝わる」関係でありたいと思っています。
カッコいい家を作るのはプロとして当たり前。
その上で、
「何かあったら、あの暑苦しい吉田さんに相談すればいいや」
と思ってもらえるような、太い信頼関係を築きたいんです。

10年後も笑い合えるコミュニティを目指して

NSDフェスには、引き渡し直後のご家族もいれば、もう10年以上お住まいのベテランオーナー様も参加されます。
家が古くなっても、家族の形が変わっても、こうして同じ場所に集まって笑い合える。
ナガタ建設が作りたいのは、単なる「建物」ではなく、こうした「地域のつながり(コミュニティ)」なのかもしれません。
これからナガタ建設で家を建てるかもしれないあなたも、いつかこの「本気の運動会」のメンバーになっているかもしれませんね。
その時は、覚悟しておいてください。僕たち、手加減しませんから(笑)。

まとめ

ナガタ建設は、福岡でおしゃれな注文住宅を建てている工務店ですが、中身はこんなにも人間臭いスタッフばかりです。
もし、
「性能やデザインも大事だけど、こういう泥臭い付き合いも悪くないな」
と思っていただけたら、ぜひ一度、モデルハウスや見学会に遊びに来てください。
運動会の話、しましょう(笑)。
スタッフ一同、お待ちしております!