section5『株式会社イーケイジャパン』

こんにちは、ナガタ建設の永田と押川です。
今回は私たちの会社から徒歩1分! 
ずっと気になっていた《イーケイジャパン》を訪ねましたよ。

《イーケイジャパン》は
《嘉穂無線グループ》の一員で、
1970年代に誕生した電子パーツ店がルーツの会社。
設立当初より『エレキット』のブランド名で
ラジオキットや電子工作キットなどを中心に販売。
現在は赤外線レーダー搭載の
6足歩行ロボ『フォロ』や、
パソコンを使わないプログラミング教材『PIECE』
といった今の時代にフィットした商品も展開し、
人気を集めています。


【代表取締役社長・小澤慶太郎さん】

「私たちが目指しているのは、
“ものづくりを通じた新しい教育”。
ものづくりの経験がない子どもたちに
ものづくりのきっかけを提供して、
未来のエンジニア育成に貢献することなのです」
と語ってくださるのは、
代表取締役社長・小澤慶太郎さん。
科学技術開発に対する教育の考え方として
『STEAM』という言葉があるのだそうです。
「S/Science(科学)、
T/Technology(技術)、
E/Engineering(工学)、
A/Art(芸術)、
M/Mathematics(数学)を表し、
各分野を統合的に学んでいこうというものですね。
私たちの『エレキット』には
これらすべての要素があふれているのです」。

子どもだけではなく
大人もワクワクしてしまう『エレキット』。
けれど、“作る”ことだけが目的ではないようです。
「自分の手でキットを組み立てていく過程で
キットが動く仕組みを理解できるようになります。
例えば太陽電池で動くキットでは、
光のエネルギーを電気のエネルギーに変えるために
科学や技術が使われています。
電気のエネルギーでモーターを回転させて
ギアに力を伝えていってキットを動かすためには
工学や数学が必要になります。
また、キットを組み立てるには説明書を
正しく読み解かなければいけませんし、
工具を正しく使わなければなりません。
芸術的な要素も必要ですね。
遊んでいるうちに自然に
STEAMを体験できるのです。
そして、個人的には組み立てたキットを
遊び倒してもらって、
キットをつくる中で体験したSTEAMを
自分だったらくらしの中でどういう風に使うだろう?
ということを考えてみてほしいですね。
そこが一番大事な部分です。
子どもたちには大きな可能性があります。
その可能性を広げられる場を
提供していきたいですね」。

《イーケイジャパン》では、
『エレキット』を購入することができますし、
同社屋には3Dプリンターなどの
最新デジタル工作機械を備えた
《ファブラボ太宰府》があり、
こちらは見学もできますし、
ワークショップも随時開催されていますので、
お子さん連れで訪ねてみてはいかがでしょう?
女子も大歓迎ですよ!

-------------------------------------------------

■株式会社イーケイジャパン
住所/太宰府市都府楼南2-19-30
電話/092-923-8230
営業(物品販売)/平日8:50~17:50
https://www.elekit.co.jp

■ファブラボ太宰府
営業/水・木・金・土曜の10:00~17:00
https://fablabdazaifu.com/